2021/8/23発表分の長野県内における新型コロナウイルス状況

2021年8月23日月曜日

新型コロナウイルス 長野県 確保病床使用率

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2021/8/23発表分の長野県内における新型コロナウイルス状況

確保病床使用率
 
 8/22の確保病床使用率

 データ引用:長野県ウェブサイトより転載

北信の中等症・軽症者用一般病床は74.8%と高い水準だが、昨日に比べると-3.6%。
他地域も50%台を超えており、県全体で56.9%。
重症者は前日より1名にて6名に増加し、重傷者一般病床の使用率は17.1%となっている。
 
データ引用株式会社Agoop様より
 
2021/8/22の軽井沢の訪問者の数は一旦落ち着きを見せているものの、上高地の対前週同曜日比増加率、対感染拡大前比共にかなり大きく、500%を越えてきている。
 
日中の人出は無論、21時台というのは宿泊者や在住者の目安になるのだが、上高地の狭い地域の人口が30倍以上の数に増えている。
 
緊急事態宣言下、まん延防止措置の発出中にどこからこれだけの人が集まってくるのか不思議である。
 

 
 
 
 
 

 
 
 
データ引用:株式会社Agoop様より
 
お盆期間まで歯止めのかからなかった軽井沢町の平均人口であるが、ピークの時期に比べると6割程度の数字となっている。
 
7月の連休、夏休み期間の初期~お盆終了にかけての滞在者の数は顕著で、冬場の軽井沢の人口の倍に膨れ上がっている。
 
人口2万人ほどの町へかなりの人口密度であっただろう。

データ引用:株式会社Agoop様より
 
7月の連休で県外車が多数押し寄せていると報道された後に一気に来客数が減少した、軽井沢プリンスショッピングプラザ。
 
日曜日ということもあり、お盆の6~7割程度の来客はあったようだ。
都内の百貨店の地下街のような換気の悪さは無いが、特定の店舗内へ来客が集中すると、デルタ株の感染力の場合はリスクがあるのではないだろうか。
店舗の判断で、店内人数を制限する入場規制を行っていれば良いのだが。
 

 
データ引用:https://ourworldindata.org/より
 
世界の中での日本の状況は、100万人あたりの感染者数では177.87人。第5波の上昇曲線の途上。
 
先進国比較で、フランス、アメリカ、イギリスは日本を超える感染者数。
フランスは一旦下降曲線に転じ、アメリカは日本同様に第5波の途上。
イギリスは高いピークから下降曲線に転じたものの、再び上昇傾向がみられる。
 
イギリス、アメリカと日本を比較すると半分以下の感染者増加数とみられる。
 
イタリアとドイツは上昇傾向が日本よりも鈍い。
 

 
データ引用:https://ourworldindata.org/より
 
実効再生産数でみると、日本は1.33。かなり低い水準であるが、先進国の中では2番めに多い。 
 

 
データ引用:https://ourworldindata.org/より
 
デルタ株の割合では、日本は82%がデルタ株で18%がアルファ株。
 
現在置き換わりの過程である。これが他国並みに90%後半にまで至った場合に、現在の感染拡大防止措置のままでどうなるのか。 

ワクチンの接種率の高まりと、3回目のブースト接種の有無の影響によって結果は変わってくるだろう。

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